化粧水だけを使ったスキンケアをしている方であれば、
- 「本当に化粧水だけのスキンケアでいいのかな?」
- 「お肌のために、乳液やクリームもやっぱり使った方がいいのかな?」
と気になることもあるのではないでしょうか。
結論から言うと、
美肌を維持するためには化粧水だけのスキンケアは不十分であり、乳液やクリームもあわせて使うのが理想です。
というわけでこの記事では、化粧水しか使わないスキンケアが不十分である理由を中心にお伝えしていきます。

化粧水だけのスキンケアが不十分な理由
最初にも述べたように、基本的に化粧水だけを使うスキンケアは不十分で、乳液やクリームもあわせて使うのが一般的なスキンケアになります。
この化粧水だけでは不十分な理由についてさっそくお伝えしていきます。
その理由はずばり、化粧水だけだとすぐにお肌の水分が蒸発してしまって保湿にならないからです。
保湿とは、お肌に水分を補給したら終わりではなく、補給した水分が蒸発してしまわないように油分でフタをしてあげることまでを意味するのです。
- 「キメの細かい美しいお肌を維持する」
- 「お肌のトラブルが起こるのを防ぐ」
といったことを実現するには、洗顔後は化粧水で水分をたっぷり補給し、乳液やクリームの油分でフタをしてあげるという保湿ケアが欠かせません。
保湿の仕組みについての参考資料
お肌の潤いを保つために水分と油分が必要なことは、専門家や王手化粧品メーカーが公表している保湿の仕組みを見ると一目瞭然です。
王手化粧品のメーカーの「花王」のホームページ情報では、保湿のメカニズムについて以下のように解説されています。
3つの保湿メカニズム
肌のうるおいは、「肌表面」、「角層細胞内」、「角層細胞間」の3カ所の保湿因子、すなわち、「皮脂膜」、「ケラチン」と「NMF」、「細胞間脂質」の働きによって保たれています。
引用花王株式会社
専門的な内容になっているので、一般の人からするとわかりにくい部分もありますが、
ようは、健康的な保湿をするためには、お肌の皮膚の表面に水分と油分が必要ということです。
ちなみにですが、お肌に油分を与えてフタをしてくれる化粧品として「乳液」と「クリーム」が登場していますが、それぞれの特徴や違いについて知りたい方は以下の記事をチェックしてみてください。
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化粧品のなかでも基礎アイテムに含まれる「乳液」と「クリーム」。 そんな乳液とクリームに対し、 「違いはなんなの?」 「両 ...
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化粧水だけのスキンケアを続けているとどうなるのか?
これまで、スキンケアの基本である保湿をするためには、化粧水だけのスキンケアだけで終わらせず、油分である乳液やクリームも塗る必要があることをお伝えしてきました。
では、化粧水しか使わないスキンケアを続けているとどうなるのでしょうか?
ずばり言うと、化粧水しか使わないスキンケアは、お肌を乾燥させる原因となります。
お肌が乾燥してしまうと、カサカサして見た目が悪くなります。
新しいお肌に生まれ変わるターンオーバー機能も乱れてしまい、古い角質がお肌に残りやすくもなるでしょう。
さらに、お肌が乾燥すると外部の刺激から守ってくれるバリア機能まで低下してしまうため、お肌の劣化を早めたりトラブルを引き起こしやすくもなってしまいます。
具体的には、
- お肌のキメが荒くなる
- シミやシワができやすくなる
- ニキビができやすくなる
- 毛穴の開きが目立ちやすくなる
- 皮脂でベトベトになる(お肌の乾燥が悪化すると、お肌をうるおそうとするために皮脂が大量に分泌されることがある)
といったことが考えられます。
なので、「いつまでもキレイでいたい」想いがあるのなら、化粧水を付けた後は乳液やクリームの油分でフタをするという正しい保湿ケアをしていきましょう。
化粧水だけなら付けないほうがマシ?
ちなみにですが、恥ずかしげながらながら、私にも化粧水だけのスキンケアをしていた時期があります。
洗顔後に化粧水の他に乳液やクリームを少しつけるのも面倒に感じていたのです。
化粧水しか付けないスキンケアを続けていたときはどうだったかというと、乾燥肌が目立つようになってお肌の調子がよくない日が続いていました…。
むしろ、化粧水しか付けないスキンケアをすると、化粧水も何も付けなかったときよりもお肌が乾燥してしまったぐらいです。
おそらく、油分でフタをされていない化粧水が急速に蒸発するとともに、もともとお肌にある保湿成分まで蒸発して奪われてしまったからでしょう。

必ず化粧水に加えて乳液やクリームを使った方がいい人の特徴
これまでお伝えしてきたように、正しい保湿をするためには、化粧水に加えて乳液やクリームも使うことが大事です。
そして、人によっては、乳液やクリームを必ず使った方がいいと思っています。
その乳液やクリームも必ず使った方がいい人の特徴とは、
- 乾燥肌
- 敏感肌
の肌タイプの人です。
「乾燥肌」「敏感肌」の人は、お肌の水分や油分が人より少ない状態なので、化粧水で水分を補給するのはもちろん、乳液やクリームで油分も補給してあげる必要があります。
先ほどの項目でもお話しましたが、どちらかというと乾燥肌の悩みがある私の場合、化粧水しか使わないスキンケアをしていたときはお肌の調子が悪かったです。
お肌の乾燥やかゆみが気になる方は、毎日のスキンケアで化粧水・乳液・クリームを使うことをぜひ心がけてみてくださいね。
また、できれば、使う化粧品やコスメは保湿力が高い成分の「セラミド」「ヒアルロン酸」「コラーゲン」などが高配合されているものをおすすめします。
ついでにおすすめの化粧品セットも紹介しておくので参考にしてみてください。
おすすめの化粧品セット
アヤナスは、ポーラ・オルビスブランドの「ディセンシア」から販売される化粧品で、乾燥肌や敏感肌の対策に力を入れているのが特徴です。
保湿成分の中で最も重要といっていいセラミドを肌の奥までしっかり浸透するように作られているので、乾燥を感じにくいお肌に導くことができますよ。
また、ピンとするほどお肌にハリや弾力をあたえることができるので、年齢に応じたエイジングケアまででてしまうのもアヤナスの魅力です。

例外的に化粧水だけで大丈夫な人の特徴
「スキンケアでは、化粧水に加えて乳液やクリームも使いましょう」とお伝えしてきたわけですが、中には例外もあります。
なので、例外的に乳液やクリームは不要で、化粧水だけのスキンケアの方が効果的だと思う人の特徴についてもお伝えしていきます。
その特徴とは、
- 肌タイプが脂性肌である
- 若くて皮脂の分泌量が多い
といったように、自然に分泌される皮脂が多い人です。
以上のような皮脂の分泌量が多い人の場合、乳液やクリームを塗らなくても、本来分泌される皮脂が乳液やクリームの働きをしてくれるのです。
むしろ、皮脂の分泌が多くて盛んな人が乳液やクリームをお肌に塗ってしまうと、油分過剰のお肌になってしまうことが考えられます。
過剰な油分は毛穴に詰まってしまいやすく、ニキビや吹き出物などのトラブルのもとになってしまいます。
洗顔後はすぐに皮脂でベタベタしてしまう、といった方はいったん化粧水だけでのスキンケアを試してみるといいでしょう。

化粧水だけにするならオールインワンゲルを使うのがおすすめ
今回の記事を読むことで、化粧水だけでなく、乳液やクリームの必要性を感じてくれた方もいると思います。
ですが、「スキンケアをするとき、化粧水以外に乳液やクリームも使うのは面倒…」と感じてしまった方もいるのではないでしょうか?
そんな方におすすめしたいのが、オールインワンゲルを使う方法です。
オールインワンゲルは、化粧水・乳液・クリーム・美容液が1つにまとめられたオールインワン化粧品です。
つまり、洗顔の後にオールインワンゲル1つを顔に塗るだけで、水分補給・油分補給・栄養補給を同時にすることができるのです。
私もスキンケアの時短をしたいときは、オールインワンゲルを使ってサッとスキンケアを終わらせています。
「スキンケアに時間と手間をかけたくないけど、美肌であり続けたい!」といった方はぜひオールインワンゲルを使ってみてください。
私が愛用するおすすめのオールインワンゲルも紹介しておくので、よければ参考にしてみてくださいね。
おすすめのオールインワンゲル
メディプラスゲルは、累計販売本数が800万本を突破している超人気のオールインワンゲルです。
高保湿のヒト型セラミドや66種の美容成分により、思わず触りたくなってしまうほどお肌をもちもちした状態にしてくれますよ。

まとめ
今回は、乳液だけのスキンケアの事実についてお伝えしてきました。
繰り返しになりますが、基本的に化粧水だけのスキンケアは不十分であり、乳液やクリームもあわせて使うのが理想です。
正しい保湿をするためには、メイクをクレンジングで落として洗顔をした後は、
化粧水でお肌に水分を補給するだけでなく、水分がすぐ蒸発してしまわないように油分を含む乳液やクリームでフタをしてあげなくてはなりません。
これまで化粧水しか使ってこなかった方は、ぜひ乳液とクリームも普段のスキンケアで使用してみてくださいね。
「いつまでもキレイでいたい」という夢を叶え続けたいのであれば、化粧水・乳液・クリームにプラスして、『美容液』も使うと良いでしょう。
美容液についての詳しくは、以下の記事をチェックしてみてくださいね。
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